酒蔵の庭では、金木犀の甘い香りがしています。
彼岸花も今年は早く咲き始め、秋を感じています。

令和3年醸造年度の「醸造祈願祭」を、「筑波山神社」で9月13日に行いました。
神主さんに今年度の酒造りの成功と蔵人の安全を、祈願していただきました。

コロナ禍の中でも、お酒を仕込む事が出来る事と、農家さんがお米を
無事に大切に育ててくれた事に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、こうして今年も酒造りが行えるのは、飲んで頂ける皆様のお陰だと、
心より御礼を申し上げます。

酒造りは、お米とお水と気候風土、そして大切なのは造り手の私どもの真摯に
取り組む姿勢 思いや気持ちです。気持ちを引き締めて、今年も頑張って参ります‼️

「洗い付け」という、今年最初にお米を洗う(洗米)事ですが、今年は9月14日に行いました。

夏場の大掃除と設備や器具類の点検整備を細かく行い、いよいよ今年度の酒造りのスタートです。

醸造祈願祭に続き、洗い付けの行事は、酒造技術の向上を目指そうと気を引き締めてくれる、
稲葉酒造の大切な伝統行事です。
今年も皆さまの美味しいと飲んでいただけるお酒を醸せるように、蔵人一同挑戦していきます。